市政の動き−コラム「展望台」
No.2016 〈2019-04-07〉 元号と「光文事件」
元号と「光文事件」
1926年12月25日「光文事件」が起きました。この事件により、新元号の「光文」はなくなりました。
真犯人は「毎日新聞」。そのため、「昭和の時代」は「毎日新聞がつくった」という逆説があります。
この事件は、政府の発表前に新元号「光文」をすっぱ抜いて、毎日新聞がその紙上に掲載したのが発端です。
政府らは、驚天動地して「光文」を誤報とし、別候補の新元号「昭和」を採用した、という説があります。
志位和夫日本共産党委員長は2日、談話を発表「元号は、もともと中国に由来するもので、『君主が空間だけでなく時間まで支配する』という思想にもとづくものである」が、その一節。
まさに「光文事件」は、これを証明した日本の歴史上の事実です。
安倍首相や政府のはしゃぎ方にうんざり。天皇と元号を捉えて、自らが支配者として君臨したい、という執着や思惑が顔面に現れています。
嘔吐してしまいそうな気色で、テレビ報道などを斜めに眺めています。
NHKをはじめマスメディアの迎合ぶりは、目に余るものがあります。日本国憲法の下でも、旧態依然の考え方そのものが専断横行しています。
この局面からも戦後、築いてきた民主主義の大道を、もっともっと発展させる必要を痛切に感じています。
日本国憲法の理念を生活の中に定着させることは「国民の義務」。日本共産党の役割は、きわめて大事です。
迎える刈谷市議選、参院選で日本共産党を大きく伸ばすことが必須です。
みなさんと力をあわせ、勝利に向けて全力で取り組んでゆきます。