市政の動き−コラム「展望台」

【23.05.21】再び戦争の惨禍が起こることのないように

ロシアプーチン政権が起こしたウクライナへの軍事侵攻の終わりが見えてきません。ウクライナの命、大地をズタズタになぎ倒し、人々の当たり前の日常を奪う戦争は直ちに終わらせるよう願ってやみません。
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 日曜日深夜放映のNNドキュメント、ロシアのウクライナ侵略の現状を映し出していました。ウクライナキーウの町に、平服を着た兵士の大きな看板があります。「我々は武器を下ろすつもりはない」と戦いへの参加を呼びかけています。国民総動員を呼びかけ、60歳までの男性を中心に、国を守るためと、ひとり国に残り家族と離れ離れの戦いの日々です。
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 戦争犯罪を侵したロシアプーチン大統領「勝利は我々のものだ」と語気を強める発言は怖さしかありません。戦局の悪化に伴い必ず言うのが、国民総動員です。20代から30代の若者を中心に兵役として招集。召集礼状はなく、町を歩いている若者に声をかけて共同生活をさせるということです。アメリカのイラク戦争の時もそうでしたが、貧困層の町を中心に兵役探しをしているというのです。
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 日本が歩んだ道です。もうこんな戦争を起こすことがあってはならないと、日本国憲法に刻まれました。憲法前文は素晴らしい。読みながら胸が熱くなります。「政府の手によって再び戦争の惨禍が起こることのないやに、ここに宣言する」
 いま、岸田自公政権と応援団の維新の会、国民民主党など。
 再び戦争する国づくりに突き進む政治を止める力は地方議会に課せられていることを、迎える市議選で大きく訴えていきます。

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