市政の動き−コラム「展望台」

No.2023 〈2019-06-02〉 「お城50億円」の別の使い道

「お城50億円」の別の使い道

 いよいよ刈谷市議選。市選管は5月23日、予定候補者説明会を開催。届け出人数は34人。届け出状況からは定数28の6名はみだし。流動的な様相。
 激しい選挙戦が予想されます。

 刈谷市政は「ハコモノ」行政で通っています。いまだにその体質から抜け出ていません。その最たるものが「刈谷城の建設」。多くの市民が「お城はいらない」と語っています。

 「お城」建設の総事業費は、現時点で50億円を超えると想定されます。
 たとえば、高すぎて払いたくても払えない国民健康保険税の1人当たり1万円の引き下げに必要な年間の予算は、2億5000万円で足ります。

 保育園の待機児童は減りません。毎年受け入れ数が申し込み数に追いつかず、待機児童が多数いる現状です。
 150名定員の保育園なら、6億円で新設できます。待機児童が、すぐにも解消できるではありませんか。

 小中学校の給食費の無償化は6億2500万円。18歳年度末までの医療費の無料化は1億9000万円。70歳以上の医療費の無料化は21億円。

 介護保険料の低所得者の免除は2億円。市営住宅なら50億円で250戸を新設することができます。
 みなさんは何を望まれますか。みなさんの考えを、みなさんが実行する、というのが、本来の市政のあり方です。

 党市委員会は、山本シモ子・新村健治両市議の現職と野村武文市議を後継する牛田清博候補・新人の現有3議席の絶対確保をめざしています。
 勝利のカギは「やるべきことをやる。最後まであきらめない」ことです。

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