市政の動き−ホット情報
【19.04.21】 牛田清博の「孤立化する暮らし⓵」
孤立化する暮らし⓵
1990年代後半から、社会の全世帯にわたり社会的な孤立やリスクが複合的になってきました。
全国での単身世帯数は、現在7世帯に1世帯ですが、最終的には3世帯に1世帯になる、といわれています。
しかも、高齢者だけの問題ではありません。たとえば、結婚していない40代は、300万人が親と同居している状況です。
この世代は、団塊ジュニアと呼ばれていますが、2000年以降の非正規雇用が急増し、継続している時期と重なっています。まさに「雇用の不安定
・賃金の低下傾向・子育てしにくい」などの状態が続いています。
この世代に対して、結婚し子どもを産む施策を行えば、少子化に歯止めをかけることができました。
ところが、政府はいまだに、無策を繰り返すだけで、何らの手立てもとっていません。大きな問題です。