市政の動き−コラム「展望台」
No.2011 〈2019‐03‐03〉 消費税10%増税の中止を
消費税10%増税の中止を
みなさんから、日本共産党の「2019年10月からの消費税10%中止を求める請願」の署名をもらっています。
政府は、予定通り、今年10月から消費税率10%への引き上げ強行を狙っており、ほってはおけません。
請願に署名してくださったみなさんの声をいくつかお伝えします。
「ウチの台所は火のクルマ」「景気がいいっテ。誰も感じてない」「年金生活はツライ、増税されたらやってけん」「クルマの買い替えとんでもない。食べることでせいイッパイ」
「これ以上、税が上がったら、商売ができん」「インボイスはお金がかかる。店はキツイゆとりがない」「商店街がつぶれるって、みんな言ってる」「共産党さんのキッパリ中止。これが一番」「アベさんはイイとこのボンボン。庶民の暮らしぶりわからんね」
確かに、実質賃金が伸びず、家計消費は低迷し、深刻な消費不況が続いています。逆進性はダメ、格差と貧困が広がるばかりです。一方では、富裕層が株でますますふとり、大企業は内部留保をため過ぎています。
このまま税率引き上げが実施されれば、地域経済をいっそう疲弊させ、中小企業や小規模事業者の営業をさらに脅かします。雇用不安を招くなど国民生活への影響は計り知れません。「軽減」と宣伝されている複数税率による混乱が心配されています。
景気悪化を招き、低所得者ほど負担が重くなるのが、消費税の逆進性の特徴。いま「消費税を引き上げるのか」と憤りの声が広がっています。
今秋の消費税10%への引き上げは、絶対に許してはなりません。