市政の動き−定例市議会報告

【18.12.16】 野村武文議員の刈谷市議会12月定例会の一般質問

「国際家族農業の10年」と「農業の再生」 大人と子どもの貧困と福祉の充実

 野村武文議員は2018年12月6日、刈谷市議会12月定例会で要求実現をめざし一般質問を行いました。
 テーマは、_搬嫁清箸版清箸虜得賢刈谷城築城の白紙撤回をB膺佑隼劼匹發良郎ぢ从と福祉の充実、の3件です。
 あらましをお知らせします。

専業や兼業・自給的な農家のすべてを大事に

 来年は「国際家族農業の100年」がはじまります。  世界の農業経営体のうち家族経営体(家族農家)は90%、日本のそれは97%です。
 刈谷市は99.2%。専業はもちろん、第1種兼業・第2種兼業・自給的の、すべての家族農業・農家を維持・保全することが大事であり、さらに意義付けを高め支援することが求められています。
 国民一人当たりの米の年間消費量は54.4圓如刈谷市の米の自給率は40.4%。この市内の米の自給率を維持し、農業生産物などとともに引き上げるよう求めました。
 刈谷市の農家戸数の推移は、次の通りです。
   農家戸数の推移(農業センサスから)
専業農家    2015年  163戸 10年前比   21戸
第1種兼業農家 2015年   19戸 10年前比  ▲32戸
第2種兼業農家 2015年  447戸 10年前比 ▲147戸
自給的農家   2015年  787戸 10年前比   ▲62戸
総農家数    2015年 1416戸 10年前比 ▲220戸

農業「所得保障」「価格補償」の刈谷市方式を

 野村武文議員は、刈谷市方式による独自の農業「所得保障」「価格補償」を創設するよう要求。
 米の直接払い交付金は、全市3637万円が昨年度まで支払われていた同額相当を市が独自に復活するよう訴えました。米の生産費1俵1万8000円に満たない不足分4000円を、市が独自に補てんして支払うよう要求しました。
 市当局は「米の作付けに対する補助は行わない」と答弁しました。

国保税1人1万円引き下げよ

 全国「貧困率」の相対的貧困率は、2015年15.6%であり、子どもの貧困率は、13.9%となっています。
 刈谷市の個別の動向は、全国の動向と同様の傾向であり、以下の通りです。
 生活保護世帯は年度比で22%減少の504世帯。うち高齢者世帯約29%増の251世帯うち単身世帯約39%増の230世帯。
 介護保険料の市民税非課税世帯の第1段階〜第3段階の全体の構成割合は、17.6%が10年間で27.3%に増加。うち高齢者と単身者が増えています。
国民健康保険税の被保険者数・世帯数は減少。5割・2割負担軽減では3年間で1.9㌽増。
 国保税1人1万円の引き下げなどを要求。

18歳までの医療費の無償を

 刈谷市の子どもの貧困化においても、次の通りであり、全国の動向と同様の傾向になっています。
 児童扶養手当の受給状況は、10年間で1063人増の668人です。ほかに遺児手当の支給や医療費の助成があります。
 自立支援教育訓練給付金や高等職業訓練促進給付金などはごく少数の適用でもっと活用が必要。
 就学援助は、小中学校の学用品費や学校給食費などの援助が全児童・生徒の5.6%が対象でもっと活用が必要です。
 子どもの市費用の全額を無償化することをめざし、まずは「学校給食費の無料化」「18歳年度末までの医療費の無料化」などを要求しました。

刈谷城築城の白紙撤回を 二重の不満 築城そもそも「ムダ遣い」 公園が「死物化」

 刈谷城築城を市当局は、城絵図や古文書、発掘調査の結果などに基づき、史跡の専門家や県の文化財保護部局と連携しながら、石垣や建造物の規模や意匠などを検討する。熊本城復旧基本計画を参照し、石垣や隅櫓・多門櫓など建造の大枠の方向性を定める。したがって「期日を発表できない」と苦しい答弁を繰り返しました。
 熊本城「復旧」は、向こう20年を要すると発表。一方、刈谷城「復元」工法は、古代と現代の併用工法です。この工法は「復旧」の難しさとはかなり異なるもののいくつもの課題をもつ難問。
 しかし、そもそも「ムダ遣い」「典型的なハコモノ」です。
 他方、亀城公園は、発掘調査期を含め部分封鎖が9年を経過。先行きの築城計画が先行き不透明。亀城公園の主要な部分が養生シート(写真)で覆われ、公園が「死物化」しており、いつ開放されるのかもメドがたたない状況です。
 市民にとっては「ムダ遣い」「死物化」の二重の不満です。
 野村武文議員はこうした状況を踏まえ、刈谷城築城の「白紙撤回」をあらためて要求しました。
 市長は「お城復元を積極的に推進していく」と答弁しました。

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