市政の動き−ホット情報
【1 野村武文議員の福祉産業委員会視察研修の報告
野村武文議員の福祉産業委員会視察研修の報告
野村武文議員の刈谷市議会福祉産業委員会（外山鉱一委員長）が、２０１７年１０月１１日〜１３日に視察研修をおこないました。
視察先とテーマは、�＿�山県津山市「つやま産業支援センター」�∋蓋�県周南市「もやいネットセンター」�９畧邯�高松市「高齢者の居場所づくり」です。
そのあらましを報告します。
商・工業、農林業の地元産業の連携で内需拡大
■岡山県津山市「つやま産業支援センター」▼市の概要…人口１０万３７４６人・面積１６３．７６㎢
このセンターは、高齢化や人口減少に対し地元経済の活性化と雇用の促進などで歴史ある市の輝きと未来をもたらすよう誕生させました。
経済発展と人の定住では、�ゞ�い地域産業��元気な企業�３杏�人材の受け入れと新事業の創出�ねイ譴浸唆反雄燹△剖菠�しています。
目標は、中小企業とその活性化を応援するプロフェショナル集団です。中小企業の実情や経営者の気持ちを本音で理解し、実効性のある助言や支援をおこなっていました。
どんな産業にも、企業にも、強みと成長のチャンスがあり、中小企業と行政のコラボレーション（共同作業）で、中小企業をはじめ、地場の産業を発展させるものです。
地場産業の小規模な事業者など工業・商業・林業・農業の連携により地元経済の活性化と雇用の促進で内需拡大をはかっています。
民間と行政が一体となった連携によって、全市的な視野に立ち、地域づくり・まちづくりをめざし、多くの実績をあげています。
もやいネットで高齢者・障害者・生活困窮者の見守り体制づくり
■山口県周南市「もやいネットセンター」▼市の概要…人口１４万４８４２人・面積１４５。８６㎢
このセンターは、周南市の高齢化率が29・８％であり、高齢者が安心して暮らせるよう平成25年４月に設置しました。
高齢者をはじめ、子ども・障害者・生活困窮者などの「福祉総合相談窓口」は、福祉・生活など、困りごとの相談を受け入れていました。
だれでも気軽に相談でき、関係機関につなぎ、福祉サービス全般のコーディネート（調整）をしてくれます。
窓口一本化では、「相談したい人」と「関係機関」をつないで解決し、徘徊や虐待などの困難な問題には「もやいネットセンター」や「地域包括支援センター」で対応しています。
休日・夜間の２４時間対応は、徘徊や虐待など緊急事態に対し当事者などが通報できる連絡体制をととのえていました。
徘徊ＳＯＳのネットワークは、地域ぐるみで高齢者を見守る体制を強化し、適切な支援につなげるようにしています。
自らが住みなれた地域で 高齢者の居場所づくり
■香川県高松市「高齢者の居場所づくり」▼市の概要…人口４２万０７４８人・面積２３３．６４㎢
居場所は、おおむね６５歳以上の高齢者が気軽につどうことができるスペースのこと。介護予防や健康増進をすすめ、ボランティア活動・世代間交流など、地域の中心的な活動の場になっていました。
週１回以上開催の居場所に加え月２回以上の準居場所をつくりました。子どもとのふれあいを強めるとして、その活動に対し、助成金を交付しています。
居場所づくりは、高齢者が世間との接点をなくし、孤立化するなどを防ぐため、徒歩圏内に１か所を目安につどう場や子どもたちを交えた世代間交流の場など、気軽につどえる居場所を開設していました。
介護予防や健康づくりをすすめ、自らが住みなれた地域で、自分らしい暮らしを継続できる地域包括ケアの実現をめざしています。
助成金制度は、年間の活動回数で助成金額を決定しており、子どもとのふれあい活動では、助成金額は、開催回数３０回を上限とし、１回当たり５００円としています。
