市政の動き−コラム「展望台」
No.1933 〈2017-08-13〉 刈谷市も非核都市宣言の制定を
刈谷市も非核都市宣言の制定を
刈谷市役所1階で「原爆パネル展」を開催中。そこに、1人ふたり、三々五々と立ちよる姿があります。72年前、広島と長崎に原爆が投下され、瞬時に20万人余のいのちが絶たれました。その後も、今も……。
原爆パネル展は、今週15日㈫までの開催、ご高覧ください。原爆の悲惨さ、いのちの尊さなどに感涙。なぜ地球上に約1万5000発もの悪魔の兵器が存在するのでしょうか、禁止し廃絶するしかありません。
6日の広島市の平和祈念式典で、こども代表の「平和への誓い」が感動的。その1節は次のとおりです。
「未来の人に、戦争体験は不要です。しかし、戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。」
松井一実・広島市長が「核兵器禁止条約の締結促進」に取り組むよう求めました。安倍首相は「核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要」などと述べ、被爆者の願いで実現した同条約を否定する態度に固執。
原水爆禁止2017年世界大会・広島が採択した「広島からのよびかけ」の1節は、次のとおりです。
「平和・いのち・くらしをまもる願いをひとつに、『非核平和の日本』と『核兵器のない世界』を実現しましょう」「ノーモア・ウォー」
刈谷市は「平和首長会議」に参加しています。みなさんと力あせ、次は「非核都市宣言」を、ただちに制定し、市内外に平和都市を宣言し、発信させようではありませんか。
一方、安倍自公政権をただちに退陣に追い込もうではありませんか。