市政の動き−コラム「展望台」

No.1906 〈2017-01-22〉 子どもの貧困解消をめざせ

子どもの貧困解消をめざせ

 市財政の豊かさは全国トップ水準ですが、市民は一段と厳しい生活。全国の子どもの貧困率は16.3%。これを市人口に割り戻すと、5000人以上の子どもが貧困と推定。市は実態を把握しようとしていません。

 市当局は「福祉は近隣市に比べ遜色なし」と事実とも異なる答弁を繰り返していますが、もともと日本が欧米諸国に比べ最低水準。グローバルを口にするなら、せめて欧米諸国並みの福祉に引き上げるべきです。

 日本政府の税金の使い方は、国民1人当たりの公的社会支出が、アメリカ・ドイツ・フランスなどに比べ7割〜9割の水準(2013年)に止まっていることからみても、福祉の水準の低さは、明らかです。

 いま「ポスト真実」という言葉が注目されています。事実に基づかない主張のこと。ウソ偽りを繰り返すことで、人びとを扇動し、うねりをつくり出す政治を示す言葉です。

 トランプ・アメリカ大統領がそれだと指摘されました。安倍首相は、次つぎウソがよく言えるなと呆れるほどで、人後に落ちません。ナチスドイツのヒトラーのやり方に酷似。戦争への道は絶対に許しません。 

 日本共産党は(2017年1月)18日、野党3党と1会派を迎え、第27回党大会を成功裏に終えました。全力で市民と野党の共闘をすすめ、安倍政権を打倒し、野党連合政権の樹立をめざします。
 刈谷でも市民のみなさんの市政へ転換をめざしましょう。お城建設ではなく、くらしの応援、福祉の充実のため、とことんがんばります。 

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