市政の動き−ホット情報
【16.11.13】 刈谷２０１６年 愛知自治体キャラバン
介護・福祉・医療など拡充を
県内全自治体を対象とする２０１６年愛知自治体キャラバン（同実行委員会）要請は１０月２６日、刈谷市に対し、住民要求実現の懇談を行いました。
その概要をお知らせします。
地元からは、平和委員会・新婦人の会・年金者組合・刈谷民主商工会・革新懇・個人などが参加し、山本シモ子・野村武文の両市議が同席しました。
県内自治体キャラバン 住民要求の実現で懇談
恒例毎年の２０１６年愛知自治体キャラバン要請が県内のすべての自治体を対象に１０月２５日から２８日までの４日間で行われました。
刈谷市では、１０月２６日午前１０時３０分から１時間、住民要求実現の懇談が市庁舎内で行われました。
障害児子ら医療の拡充 税整理機構から脱退を
地元みなさんからは、概要次のような発言がありました。
Ｋさん 重症の障害児を対象とする医療を拡充し、制度や施設を新設してください。乳幼児などの医療施策の拡充などを行ってください。
Ｙさん 小中学校の先生は、授業をはじめ実務など忙し過ぎます。加えて、部活動では、早朝や土日の練習。試合や大会などに向け、たいへん過重な働き方です。いわゆる残業が多いし、見合った残業手当がなく早急に改善してください。
�気気鵝々發垢�る国民健康保険税になっています。誰もが払える国保税に引き下げてください。身体が痛くても、支払うお金がなくて、受診を抑えてしまいます。
Ｓさん 中小零細業者は、仕事がない、受注量が大幅に減る、入院するなど、たいへんな状況下で滞納に追い込まれています。もちろん納税の意欲はあります。
税の滞納者に対し、人権を無視するような強権的な取り立ては、絶対にやめてください。西三河地方税滞納整理機構からは、早急に撤退してください。
介護大改悪のストップ １８歳まで医療無料を
実行委員会からは、概要次のような発言がありました。
介護保険は、２年後４月から国がさらに大改悪を予定。自治体への丸投げは総合事業で、いま準備中。みなさんの６５％が保険料を払い続けながら介護から外されてしまうなど、大改悪のストップを。
毎年の税確定申告の時期にあわせ、介護認定者の全員に障害者控除証明書を送ってください。
子どもの医療施策を拡充してください。１８歳までの医療費の無料化を早急に実施してください。
毎年の自治体キャラバン 福祉レベルアップに貢献
愛知自治体キャラバンは毎年、県内すべての自治体を対象に要請書の提出や懇談などを行っています。
キャラバンの結果は、冊子にまとめられ、自治体の状況が一覧で比較できます。県内の福祉などのレベルアップに貢献しています。
党市議団は、市議会の活動に活用し、中身を調査し、比較研究しつつ前進のために奮闘しています。
今回のキャラバン要請では、責任者の武田修三・県民医連事務局長があいさつし、住民要求の実現のため懇談に入りました。
