市政の動き−コラム「展望台」
No.1848 〈2015-11-22〉 被爆者援護法の改正を
被爆者援護法の改正を
２０１５年度県内被爆者行脚は１１月１８日、刈谷市を訪れ、毎年恒例の要請行動を行いました。要請行動には、山本シモ子・野村武文・新村健治の日本共産党市議団が同席しました。
要請内容は、�“鑁�者援護法の改正に賛同署名してください、��非核自治体宣言を制定してください、��小中学校の平和教育と「原爆と人間展」パネルを展示してください、�と鑁�者への援護施策を積極的に進めてください、�ト鑁�２世の実態調査を行って医療費を助成してください、�θ鑁�者運動に財政的援助を行ってください、の６項目です。
市内には「健康手帳」「受診者証」の保持者は３３人みえます。近隣市の状況では、安城市が４９人、碧南市は９人、知立市は１８人、高浜市は９人、となっています。
今回の要請団は、愛知県原水爆被災者の会（略称「愛友会」）の恩田明彦理事長、高井ツタエ同理事、大村義則同事務局次長、刈谷平和委員会の藤山幸男さんの４氏です。
恩田さんは３歳、長崎で被爆し記憶はないとのことですが、後年、被爆家族５人の喪主をつとめました。
高井さんは９歳で広島の被爆。仲良しだったチヅちゃんの酷い被爆死を間近に…今も悲しくて涙が……。
父親が長崎で被爆した被爆２世の大村さんは、生まれたばかりの我が子に対面しました。泣きもせず横たわる赤ちゃんの手の指先から足の爪先まで撫でまわしました。呼吸は生まれてすぐに止まったといいます。顔立ちは普通でしたが、頭が陥没していました。無脳児でした。
