市政の動き−定例市議会報告
【14.02.16】 刈谷市議会3月定例会 2014年度予算の審議へ
生活充実と福祉拡充の優先を
刈谷市は2月7日、会派説明会を開催し、刈谷市議会3月定例会への付議事項を提案し、説明しました。付議事項は、予算議案13件、条例議案8件、単行議案2件、報告案件2件、です。
そのうち、来年度2014年度予算案と主な新規事業などをお知らせします。
805億円の予算は 市民へ還流の遣い方を
2014年度当初予算案が提示されました。一般会計517億4000万円であり、対前年度比では9.4%の伸びです。
これに、特別会計248億4701万円((1)国民健康保険(2)後期高齢者医療(3)介護保険(4)下水道事業(5)刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業(6)刈谷野田北部土地区画整理事業の6会計)、企業会計(水道事業の1会計)39億6792万円を加えると、2014年度刈谷市予算総計は、805億5493万円となり、対前年度比では7.7%の伸びです。
ムダなく ムラなく 市民の暮らし中心に
来年度の主な新規事業と予算案は、次の「主な来年度新規予算案」の通りとなっています。
●特別支援(養護)学校の整備は、基本設計にはいり、小垣江東小学校の校舎の一部を増改築してすすめるものです。
●第一学校給食センターは、老朽化により建て替えるもので、移転建設は、小垣江東小学校の敷地内に予定し、基本設計をおこなうものです。
●歴史博物館の建設は、基本設計にはいります。党市議団は、ムダのない、歴史・文化・生活に密着型の博物館をめざします。
●臨時福祉給費金支給と子育て臨時給付金は、消費税増税を見越した影響を緩和する国施策です。
●特別養護老人ホームの整備費補助は、遅延していたシルバーピア(小垣江町白沢)への施設60床を新設する整備です。
主な来年度新規予算案
交通児童公園等エレベ−タ改修 1億3077万円
超小型電気自動車購入費補助 210万円
野田新町駅南口駐輪場377台整備 3512万円
(仮称)野田北公園整備 350万円
吹戸池排水路整備道路冠水解消 2億0225万円
市営下重原住宅一部長寿命化整備 2000万円
東陽町地区優良建築物14階住宅等 2000万円
ミササガパークフェスタ 3億0369万円
総合運動公園駐車場整備改良設計 3580万円
特別支援学校(小垣江東小校内)整備 1390万円
第一学校給食センター移転建設 1220万円
東吉野村文化交流(亀城小学校) 99万円
中学生被災地(宮城県石巻市)派遣 90万円
刈谷からの文化発信舞台芸術創作 120万円
歴史博物館建設の基本設計 6220万円
ウェーブスタジアム刈谷の
電光掲示盤更新 2億3600万円
技能五輪全国大会刈谷開場開催 5173万円
小規模企業者設備投資促進補助 8000万円
小規模事業者経営改善資金利子補給 240万円
観光PR施設整備本設置設計等 2250万円
臨時福祉給付金低所得者支給 2億6000万円
子育て臨時給付金児童1万円等 4億8826万円
障害者グループホーム整備促進 180万円
特別養護老人ホーム整備費補助 1650万円
富士松南保育園舎改築等 5億5291万円
幼稚園全16園保育室空調設備整備 750万円
標高・13避難所等誘導表示板整備 1316万円
一ツ木歩道橋等5橋長寿命化整備 5300万円
刈谷環状線図書館前電線類地中化設計 770万円
洲原池地区堤防耐震補強防災ダム 180万円
刈谷の歴史文化等魅力を内外へ発信 2335万円
ご当地ナンバー50cc以下プレート導入 53万円
子どもの未来に 夢と可能性ひき出そう
ほかの事業についてはごく一部の掲載になりますが、次の通りです。
◆亀城公園再整備は、1億6590万円で園路整備、植栽、駐輪場整備、発掘調査など。亀城公園周辺整備1億617万円で用地取得(4200?)としています。
◆夢と学びの科学体験館施設整備は、5億1300万円でプラネタリウム投映機器の更新など、合計6億900万円としています。中央児童館大規模改称に1億4690万円で、うち市債(借金)は7690万円です。
◆もりの風かりや保育園(一ツ木町3丁目)は、社会福祉法人フィロスが新設(1億4000万円余)するもので、定員は90名で、その分、待機児童が解消します。