市政の動き−政策・見解
【10.09.05】 生活できずに困った時は、まず、日本共産党に相談を
困窮者のための生活保護制度
生活保護法による保護は、病気などで生活に困窮する人に、その困窮の程度に応じ、最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする制度です。
身近なところで、困っている人がいたら、まずは、身近な日本共産党議員団などに、ご相談ください。
生活保護制度のあらましをお知らせします。
まずは、何なりと、ご相談ください。
保護を受けようとする人は、利用できる土地や家屋、預貯金などの資産や自分の持っている能力を生活の維持のため十分活用し、親や子、兄弟姉妹から、できるだけ援助を受けることが要件になっています。
でも、実際には、なかなか援助が受けられない場合がありますので、とにかく一度、ご相談ください。
生活保護の制度は、その世帯の最低生活費と収入を比較して足りない分だけを補うものです。
なお、刈谷市における生活保護世帯などの状況は、2008年度保護世帯229世帯、保護人員301人、保護率0.210%、2009年度保護世帯325世帯、保護人員448人、保護率0.310%、2010年度保護世帯479世帯、保護人員652人、保護率0.448%、と大幅な増加傾向となっています。
生活保護のいろいろな種類
生活保護の種類などは、次のとおりです。
(1)生活扶助は主として衣食その他日常生活の費用、(2)住宅扶助は家賃、地代、住居の補修などの費用、(3)教育扶助は義務教育に必要な費用、(4)介護扶助は介護に必要な費用、(5)医療扶助は入院、通院など医療に必要な費用、(6)出産扶助は出産にともなって必要となる費用、(7)生業扶助は就労のために技能を修得する費用や自立助長に必要な資金、(8)葬祭扶助は葬祭に必要な費用、となっています。
ただし、こうした事にこだわらず、まず、何なりとご相談ください。そのなかで、どれに該当するかがはっきりしてきます。
愛の福祉資金の貸付けあります。
刈谷市社会福祉協議会がおこなっている「愛の福祉資金の貸付け」も、生活に支障をきたす世帯など困ったときには、1世帯あたり10万円を上限として無利子で借りることができます。
この資金を借りるには、いくつかの心配ごとがあっても、生活できずに困った時は、いつでも、まず、ご相談ください。