市政の動き−政策・見解

9月刈谷市議会に向け 市が議案などを発表

刈谷市総合健康センターなどを提案

 刈谷市は16日、刈谷市議会9月定例会への提出議案などを各会派に発表しました。
 発表された議案などは、報告案件1件、単行議案5件、条例議案6件、決算の認定10件、予算議案7件となっています。
 その主な議案などをお知らせします。

健康づくりのセンター 来年4月にオープン

 ●議案「刈谷市総合健康センター条例の制定」が提案されました。
 これは、現在の市保健センターが移転新設され、市民のみなさんの健康づくりの拠点として複合施設になるものです。
 この市総合健康センターは、現在若松町に建設中です。敷地面積は4906・01平方メートルで、鉄筋コンクリート造3階建、延床面積約4300平方メートルです。
 立体駐車場は、鉄骨造2層3段建、延床面積が約2600平方メートルで約130台の収容です。
 これらの建設事業費は約16億9200万円であり、このセンターの施設概要は、次のとおりです。
 (1)刈谷市保健センターは1階などに設置され、保健指導・健康診査など(2)中央子育て支援センターは2階に設置され、子育て支援など(3)げんきプラザは3階に設置され、健康状態、生活習慣の評価、健康づくりの相談や指導など、をおこなう複合施設です。
 現保健センター施設は、エレベータの設置など改修の後、障害者の支援施設として、2012年度にオープンの予定で検討中です。

産業研究機関の依頼手数料の一部を補助

 公的試験研究機関である愛知県産業技術研究所(刈谷市一ッ木町に所在)、名古屋市工業研究所は、依頼により試験等をおこないます。
 それには、手数料が必要となりますが、その3分の2に相当する金額を50万円を限度に市内事業者に対し、補助をおこないます。
 とくに、開発型の中小業者などに朗報です。

地域防犯夜間巡回を民間警備会社に委託

 県の緊急雇用対策の一つ。民間警備会社に委託して、市内全域を北部・中部・南部に3区分し、11月〜翌3月、22時〜翌朝4時の間、地域防犯の夜間巡回車に、青色回転灯を搭載し、犯罪発生を抑制するというものです。
 こうした動きは、何か腑に落ちないものであり、警察の公的責任の放棄や人権侵害につながるなどの恐れがあります。
 市民の安全や市内各地域を守る防犯は、警察本来の仕事として行うのが当り前ではないでしょうか。

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