活動日誌−東奔西走
【23.02.19】水道基本料「半年間」減免延長(予算議会 3月定例会)
中学校の体育館にもエアコン設置
刈谷市議会3月予算定例会に先立ち、市は各会派に、来年度当初予算案を説明しました。
付議事項は、予算議案13件や条例議案10件・単行議案5件・報告案件2件、です。
質問質疑などの審議へ。その概要をお知らせします。
来年度における「当初予算案と主な施策」は、下表の通りです。
市民要求いくつか実現暮らしや災害への備え
■水道基本料の減免を半年間延長
物価高騰の対策で、水道料金基本料金の免除を6か月間延長するものです。党市議団は、これまで「1年間の減免」を要求しており、一歩前進です。対象は、JR線の北側地域5〜9月の、南側地域6〜10月の検針分です。
■中学校体育館などに空調設置
空調設備を中学校の体育施設や武道館にも設置。熱中症対策や、災害時には、各地域の避難所であり大事な施設です。市民のみなさんからの要求が、実現へ向けて、予算が計上されました。
高齢者の健康の管理や 創業者など事業に支援
■地域サロンの活動に補助
地域サロン活動は、要支援の被保険者の3人以上が条件でしたが、65歳以上の高齢者が5人以上に要件を緩和。みなさんの要望が一部実現しますが、体調により参加できないとき、人数などで柔軟な対応が求められています。
■高齢者の健康を推進
フレイル(虚弱)予防への新たな試みで、主に社会的な情報網(SNS)を活用した取り組み。
これからの課題は、個々人の状態に合わせることや、デジタルに弱い高齢者への対応、使えない方々への普及など、手立てが大事になってきます。
■創業者への支援
市内で創業する事業者に対し、事業所の賃貸料や、法人登記料・促進費の補助に対して、市外の在住者へも拡大するものです。若者が「刈谷で商売がしたい」などの声が、けっこう聞こえています。
■がんばる商業者を応援
商業の活性化のため、中小企業者を対象に新たな挑戦や、創意工夫する活動に対して、上限25万円、店舗改装には50万円を補助します。
市内巡回バスの改善や図書館に電子化を導入
■地域の公共交通計画を策定
公共交通再編での地域公共交通計画の策定、バス運行計画でダイヤ・路線などの改善、デマンド交通の実証実験のための費用などが予算計上されています。市民の「みなさんの願いに合うかどうか」が、注視の的になっています。
■図書館の電子化を促進 視覚障害者や、一般向け・児童向けなど、サービスの向上などで、新たに図書館への電子化の導入がはじまります。貴重な「村上文庫」のWEB検索や大部で大切な図書などの閲覧システム導入の予算が計上されています。