活動日誌−東奔西走

【11.07.28】 「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会(ひまわり集会)」

浜岡原発の廃炉へ5000人が集う

 浜岡原発廃炉の一点で力をあわせようと7月23日「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会(ひまわり集会)」が静岡市の駿府公園で開かれました。
 日本共産党からは、来賓あいさつをおこなった志位和夫委員長をはじめ、佐々木憲昭衆院議員、井上さとし参院議員ら多数が参加しました。
 刈谷からは、山本シモ子、野村武文の両市議ら10人が参加し静岡をはじめ、愛知・長野・岐阜・神奈川・三重など各県から5000人が集いました。

刈谷からも浜岡原発の廃炉をもとめる

 静岡ひまわり集会バスツアーは7月23日朝7時、刈谷市役所前に集合し出発。静岡市「駿府公園」の、ひまわり集会には、5000人が集い、服や帽子に黄色いヒマワリの造花を飾り付け「浜岡原発の再稼働を許さず、廃炉をめざそう」の熱気を共有しました。
来賓あいさつした日本共産党の志位和夫委員長は、浜岡原発について「三つの大問題」を指摘。それは、(1)想定される東海地震の震源域の真上にある、(2)「想定地震はマグニチュード(M)8・4」はなりたたなくなった?浜岡原発は出力日本一の超巨大原発です。

「原発を浜岡に造ったこと自体が間違いだった」

 志位氏が「原発を浜岡に造ったこと自体が間違いだった。原発ゼロの声を静岡から世界へ広げよう」と呼びかけると、会場から「そうだ」の声がかかりました。
 自治体関係者からは、来賓として参加し、あいさつした三上元(はじめ)・湖西市長をはじめ清水泰・焼津市長がメッセージを寄せ、若林洋平・御殿場市長、大橋俊二・裾野市長、杉山羌央(たけお)・伊豆市議会議長、勝又嶋夫・御殿場市議会議長が賛同しました。

若い人たちの声

 若い人たちの声は、次のとおりです。
「原発が必要という人は、自分の身近で福島のような事故がおきたらどうするのか、と問いたいです」(男性25歳)
「チェルノブイリやスリーマイルの事故が発生しても政府や電力会社は『日本の原発は安全だ』と言い続けてきたため、原発反対の運動は不十分だった。福島と東京、静岡で大集会が開かれ大きな『原発なくせ』の声が上がったのに感動した」(女性29歳)
「福島県の人たちは不安の中で暮らし、本来なら希望をもって生まれてくる子どもたちの健康を心配しなければいけない現状が悲しい。原発の問題は難しいことが多いですが、『わからない』という青年にもわかりやすく、浜岡原発は永久停止・廃炉にしようと広げていきたい」(女性20歳)、など。

「真実」を知り納得し 「原発ゼロ」の運動へ

 帰路コースでは、中部電力(株)の浜岡原発に隣接している浜岡原子力館を見学。その施設は、依然として「安全神話」そのものの内容になっており、国民のみなさんに真実が知らされていません。
 こんにちの深刻な事態そのものから、原発の危険性、ウランやプルトニウム、プルサーマルなど、ことの真実を知り、自らが納得して「原発ゼロ」の運動をさらに広げることが何よりも大切です。

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